文字列とワイルドカード

2025年09月08日

文字列とは、文字が並んだデータの集合を指します。コンピュータやプログラミングの分野では、アルファベット・ひらがな・漢字・数字・記号などの文字が連続して並んでいるものを特に「文字列」と呼びます。

具体的には、文章・ファイル名・メールアドレス・氏名など、「文字が並んだ情報」は全て文字列になります。スペースといった空白や改行(リターン)なども文字列に含まれます。

macOSには文字列を柔軟に取り扱う色々な機能があり、文字列の連結、検索、置換、分割などの処理を行うことができます。

今回はそのうちワイルドカードと呼ばれる「*」(アスタリスク)の使い方について説明します。ちなみにワイルドカードというのは、文字列の複数のパターンを一括して指定するために用いられる記号のことです。「*」は任意の文字列に一致するという意味です。

例えば、ここに「test.txt」と「memo.txt」と「test.jpg」と「memo.jpg」という4つのファイルがあるとしましょう。「*.txt」は末尾が「.txt」であるファイル「test.txt」と「memo.txt」と一致します。このように一致することを「マッチする」と言います。

「*.jpg」は末尾が「.jpg」となるファイル「test.jpg」と「memo.jpg」にマッチします。

同様に「test*」は先頭が「test」で始まるファイル「test.txt」と「test.jpg」にマッチします。また「memo*」は先頭が「memo」で始まるファイル「memo.txt」と「memo.jpg」にマッチします。

ファイル名の指定に「*」を使うとたった一行のコマンドで多数のファイルに対して、一括した操作を行うことができます。例えばホームディレクトリにインしているものとして次のようなコマンドを実行すると

% mv ~/Downloads/*.jpg ~/Pictures

このコマンドにより、Downloadsというディレクトリにあった全ての「.jpg」という画像ファイルを「Pictures」というディレクトリに移動させることができます。

% mv ~/Downloads/*.txt ~/Documents

とするとDownloadsディレクトリにあった全ての「.txt」テキストファイルをDocumentsというディレクトリに移動させることができます。

このようにワイルドカード「*」を使うと、MacBookの中のファイルをとても楽に整理することができるようになります。Finderでのファイル整理が面倒だと思った時は、ターミナルにインしてワイルドカード付きのコマンドを使ってみて下さい。

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