プレーンテキストとテキストエディタの話

 プレーンテキストとは？
プレーンテキストは、*文字や記号だけ*で作られたシンプルなテキストのことです。初心者の方にわかりやすく言うと、WordやGoogle Docsのようなツールで作る文書とは違い、太字や色、画像などの飾り（フォーマット）が一切入っていない、素の状態のテキストを指します。例えば、メモ帳で書いたようなものです。

なぜプレーンテキストを使うの？
ファイルサイズが小さく、どんなデバイスやソフトでも簡単に開けます。プログラミングのコードを書いたり、シンプルなメモを取ったりするのに向いています。例をあげると 「.txt」拡張子のファイルがそうです。内容はただの文字列だけで、特別なスタイルはありません。

リッチテキストとの違い
リッチテキストはフォントの変更やリストの挿入が可能ですが、プレーンテキストはそれがなく、純粋に内容だけに集中できます。

MacBookで使える無料のテキストエディタのおすすめ
MacBookをお持ちなら、最初からインストールされているツールや簡単にダウンロードできる無料のものをいくつか紹介します。すべてプレーンテキストの編集に使え、初心者でも直感的に操作可能です。2025年現在の情報に基づいて、信頼できるものを選びました（ダウンロードは公式サイトからどうぞ）。
TextEdit

Macに標準搭載されている無料エディタです。デフォルトでリッチテキストモードですが、メニューから「フォーマット」→「プレーンテキストにする」を選べば、簡単にプレーンテキスト専用モードに切り替えられます。初心者向けで、余計な機能がなくシンプル。追加インストール不要です。

Visual Studio Code (VS Code)

Microsoftが提供する無料の人気エディタ。Mac対応で、App Storeや公式サイトからダウンロードできます。プレーンテキストの編集はもちろん、拡張機能でカスタマイズ可能。初心者でも使いやすいインターフェースで、コードの色分け表示もしてくれます。プログラミングを始める人におすすめ。
（注）英語表記なので、日本語化するのに一手間かかるようです。

CotEditor

日本製の無料テキストエディタで、Mac専用。App Storeから簡単にインストールできます。日本語対応が充実していて、プレーンテキストの編集に特化。軽快で、検索・置換などの基本機能が揃っています。

これらはすべて無料で、広告なしで使えます。まずはTextEditから試してみて、物足りなければVS CodeやCotEditorを追加するのがいいと思います。Macのバージョン（例: macOS Ventura以降）によっては動作を確認してください。