ブラインドタッチを練習しましょう
ブラインドタッチとは、キーボードのキーを見ずにタイピングすることです。パソコンに慣れた人がもの凄い速さでキーを叩いている姿を見たことがありますか?
正しい方法でキーを打つことを覚えれば、誰でもブラインドタッチができるようになります。難しそうに思えるかもしれませんが、たった26文字のキーの配置を覚えるだけなので、トランプの神経衰弱よりも簡単です。しかもキーの配置を覚えるのは指なので、脳に負担はかかりません。
まず正しい指の位置(ホームポジション)を覚えましょう。
キーボードをよく見るとFキーとJキーに小さな突起がついています。この突起がホームポジションの起点になります。
まず左手の指から説明します。Fキーに左手の人差し指を置くと、中指はD、薬指はs、小指はAの上に乗りますね。次に左手を一つ上の行に左斜め上の方向に滑らせて下さい。人差し指がR、中指がE、薬指がW、小指がQの上に載っていますね。次にホームポジションに左手を戻して、それから斜め右下に指を滑らせて下さい。人差し指がV、中指がC、薬指がX、小指がZの上に載っていますね。
次に右手の指とキーを説明します。突起がついているJキーに右手の人差し指を乗せると中指はK、薬指はL、小指は;の上に乗ります。次に右手を左斜め上方向に滑らせます。小指がU、中指がI、薬指がO、小指がPになります。またホームポジションに指を戻して今度は指を右下に滑らせます。人差し指がM、中指が<、薬指が>、小指が?に乗りますね。
このキーと指の関係を崩さないようにキーを押すことがブラインドタッチの基本となります。今まで指が乗っていないT、G、Bは左手人差し指が担当し、Y、H、Nは右手人差し指が担当します。スペースキーは左でも右でもよくて親指が担当します。あと@、「、:、」は右手の小指の担当となります。
練習方法ですが、ワープロのPagesの起動してキーを担当の指で押すことを意識しながら、ゆっくりでいいですからabcdefghijklmnopqrstuvwxyzと打ってみて下さい。歌いながら何回も打って練習します。
次に「かな」キーを押してローマ字変換モードにして「あいうえおかきくけこ...」と打つ練習。
このような練習を毎日10分ほど続けていくと、1〜2週間でキーボードを見ずにキーを打てるようになります。まだスピードは気にする必要はありません。スピードはパソコンを使い込んでいくうちに自然に速くなって行きます。スピードよりも正しい指でキーを打つことを心がけて下さい。